オリンピックの歴史に名を刻む、ボクシング2連覇チャンピオン、ジャロロフ選手は苦難を乗り越え誇りと自信を胸に前に進む【草原の英雄ジャロロフ〜東京への道〜記者会見インタビュー】
2021年8月8日、両国国技館で行われた東京オリンピック2020ボクシングスーパーヘビー級決勝戦で、アメリカのリチャード・トーレスを破り、金メダルを獲得したウズベキスタンの国民的英雄バホディル・ジャロロフ選手の実話を元に、挑戦と戦いを描いた『草原の英雄ジャロロフ〜東京への道〜』。
この作品はウズベキスタン共和国の国家プロジェクト作品であり、日本×ウズベキスタン合作映画にして、ウズベキスタン制作作品としては史上初の日本での劇場公開となります。東京オリンピックとパリオリンピックと二連覇を果たしたバホディル・ジャロロフ選手の半生を描いた感動の人間ドラマがついに、11月8日から劇場公開されるにあたり、10月23日に記者発表会が行われました。
まずは、この作品の元になったジャロロフ選手が当日に語った映画や祖国への想いをまとめました。
映画に対する想い
ーー映画についてお聞かせください。
ジャロロフ選手 今回の映画については、これからスポーツをやりたいと思っている若者やスポーツをやっている若者には、モチベーションになるような映画だと思っています。私の好きな街について先日聞かれたのですが、それは東京とパリです。それは、私のオリンピックチャンピオンになるという夢が叶った街として、一生の私の思い出になったからです。その最初の舞台である東京も映画には出てきますので、素晴らしい映画になっていると思います。
ーー映画の感想をお聞かせいただけますか?
ジャロロフ選手 私は完成した映画はまだ見れてはいないのですが、今まで短編など色々と短いシーンを見てきました。とてもいい映画になることを期待しています。この映画は、私の今まで歩んできた困難な道や困ったことなどについて描かれています。
ボクシングへの想い
ーーオリンピックで二連覇を果たした喜びについてお聞かせください。
ジャロロフ選手 もちろん、とても嬉しく思っています。オリンピックチャンピオンになるということは私の夢だったので、やっとその夢を叶えられて嬉しいです。私はオリンピックチャンピオンになるということを目標として目指してこの道を歩いてきました。そして初めて東京に来て、東京オリンピックでチャンピオンになりました。初めてチャンピオンになった時は、夢のように信じられないという状態でした。私はボクシング界に入ってくるのは遅かったのですが、それでも2連覇という成功を掴むことができました。 この成功にあたっては、私を応援くださっているウズベキスタンの大統領には、心から感謝したいと思います。今はウズベキスタンでは若者にスポーツがとても注目されています。私の名前でボクシングスクールが作られ、そのスクールにおいては、今170名のボクシング選手を目指す学生さんがいます。これからオリンピックチャンピオンになれるように、色々教えていきたいと思います。
祖国への想い
ーー祖国ウズベキスタンへの想いをお聞かせいただけますか?
ジャロロフ選手 ウズベキスタンはとても美しい国で、歴史的な町が多いということでも知られています。私自身ですが、ウズベキスタンのファンデリア出身ですが、今現在首都のタシケントに暮らしてます。ぜひウズベキスタンへ、多くの観光客が訪れることを期待しています。ウズベキスタンは世界遺産に登録されてる歴史的な建物や街が多く、日本からの環境客も気に入ると思います。今回の映画をきっかけに日本からの観光客も招きたいと思います。
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このように、目指し続けてきたチャンピオンの座に立てたことが映画になること、自身の半生を作品にした映画が、祖国や若者の希望になることを期待するお言葉を聞かせてくれました。また、ジャロロフ選手自身がスクールを作ることで、若者への技術継承という教育面まで考えられていることが印象的でした。
険しい道で自信を与えてくれる
周囲の祈りと期待
またこの映画は、自分を信じることの大切さを描く、実話を元にした感動の人間ドラマです。CMなどでも使われている印象的なフレーズに、ジャロロフ選手の父の言葉があります。
「息子よ、敗者とは倒れた者のことではない。立ち上がれなかった者のことをいうんだ」
この言葉こそ、挑戦し続けるマインドの底力となっているのではないでしょうか。
そこで、質疑応答では自信の保ち方に通じるマインドをお伺いしました。
ーー挫けそうになった時などは、どのようにモチベーションを保っているのでしょうか?
ジャロロフ選手 私は毎回試合でリングに上がった時は、ウズベキスタンの大統領やウズベキスタンの民族や私の母の祈りが私を支えてくれています。 毎回リングに上がった時は、私の試合を今テレビを通じてウズベキスタン全国が見ているということもありまして、それがモチベーションで、自分の国のためにも頑張りたいと思って、いつも試合に試合のためにリングに上がってます。
テストステロンを高めて
自信をつけよう
今回のジャロロフ選手のお話は、努力をして結果を得られたことがテストステロンの向上になり、さらにテストステロンの向上が「自信」を高めるサポートをすることでさらなる努力に挑戦できるということを裏付ける内容だったのではないでしょうか。
その理由としては以下の5点が考察できます。
1. オリンピックチャンピオンになるという目標を設定して日々ボクシングを鍛錬した
2.祈りや期待を感じて、自分を信じることができた
3.運動
4.競争
5.新しいことに冒険する
目標を設定することで継続を促すことができ、周囲の期待や祈りなどに応えようとする社会性を持ち、日々運動をして、ボクシングという競技で競い合い、ウズベキスタンを飛び出してオリンピックの舞台に挑戦する。スクールを創設したり、映画のモデルになるということも新しい挑戦と言えるでしょう。これらのことがテストステロンを高めるサポートになり、それによって自分を信じる力が増しているのだと感じました。
劇場に足を運び、ワクワクする映画を見ることでも、テストステロンが上がります。
映画の内容も、挑戦と自信を力強く描いた作品なので、見るだけでテストステロンも高まるようなストーリーになっています。少しメンタルが落ち込んでいる人や、挑戦心が鈍ってきたと感じている人はぜひ劇場まで足を運んで、映画を鑑賞してみるのはいかがでしょうか。
主人公のように、苦難を乗り越えて優勝を手にする力強い自信を手に入れて、よりハッピーで楽しく意欲的な日々を過ごしましょう!
挑戦と戦いを描き、自信の大切さを問う『草原の英雄ジャロロフ〜東京への道〜』
上映は11/8からスタート!
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