魅力を磨け。テクニックよりも脱毛よりもモテる男に必要な「魅力」を最速で高める方法【社長インタビュー①】

魅力を磨け。テクニックよりも脱毛よりもモテる男に必要な「魅力」を最速で高める方法【社長インタビュー①】

モテる男性の条件というのは、ネットで検索すればたくさんの情報が出てきます。

多くは見た目に言及するものですが、論文では、見た目の良さが男女関係において優位になるのは、短期的な関係の場合であり3ヶ月で効果は切れるそう。

 

3ヶ月を超えて中長期的に関係性を深めていこうとすれば、ビジュアルだけではない本人の魅力が問われることになります。それに、ビジュアルを整えても年々人の顔形は変化していくもので、普遍的ではないし、トレンドや体型の変化により、似合うオシャレもイケメンの定義も変わっていきます。

 

かつて母が祖父の大切にしていた花瓶を割ってしまったときに、「形あるものいつかは壊れる」という格言を伝え、許してくれたという話を聞かせてくれてからこの言葉が筆者の心に残っているのですが、祖父の言った通り、形あるものはいつか変わってしまうものです。

 

だからこそ普遍的で一生ものの、自分の“魅力”に自己投資をする方が、有意義なのではないでしょうか。

 

とはいえ、魅力に投資するとは具体的に何をすればいいのか。英会話はハードルが高いし、筋トレは続かない…と悩む方に向けて、沖縄発のブレインテック企業の代表で、日本人男性をモテさせるサービス「MOTERU」を考案した弊社の小倉進太郎代表に、「魅力」への自己投資について話をお伺いしました。

 

自分に自信を持つことが魅力強化の第一歩

 

――「MOTERU」の考案のきっかけは何ですか?

 

小倉 急に思いついたというよりは、長年心の中で考えていたものがやっと形になったというのが正直なところです。

私はオーストラリアやパリ、韓国と何度か留学を経験していますが、留学中はとにかく短期間で輪を広めていこうと、週末にはパーティを開き、人との交流を楽しんでいました。自分の周りにいれば輪が広まると思って、ついてきてくれる友人もできた一方で、話す勇気や機会がなく、力を発揮できないままの人も見てきました。その中には私より発音が良い人も、語彙力がある人もいました。ですが、せっかくの留学で親しい友人を作れずに帰国になってしまった。その時の、せっかくしゃべれるのにもったいないという想いが心に残り、最初はスピーキングを中心に「相手とコミュニケーションが取れる」英会話プログラムを立ち上げました。そこで生徒さんと接するうちに、より深部には“自分は英語ができる”という自信が必要なんだということにたどり着きました。いつまでも自分は英語ができるという感覚が身につかないと、やがて飽きてきて続かなくなる。いかに早くその“自信”をつけるか。

最初は短期習熟のために模索をしていたのですが、そこで脳科学と出会い、“できるという感覚”の根源にある自信が必要なんだというところに気づいたのがこのサービスのきっかけです。会話を成功させることが成功体験となり、どんどん自信が高まっていく「自信スパイラル」を身につけてほしいと思っています。

 

――コミュニケーションの中でも男女関係に絞ったのは何故ですか?

 

小倉 目標や成功体験がないまま、ひたすら学習することに、私たちはどうしても飽きてきます。つたない英語力だったとしても、自分は話せると信じて、スキルを駆使して場を捉えることができれば、それが成功体験になり、どんどん英語が上達していきます。英会話レッスンに通う人は、英語を使いこなすという目標も立てやすいですが、私はもっと多くの人に自信スパイラルを起こしたかった。それで、コミュニケーションを因数分解すると“言語”と“会話”と“シーン”に分かれると思い、“会話×シーン”を模索してたどり着いたのがデートでした。

 


男性が女性にモテたいという原動力は想像以上に強いもの


――MOTERUはデートの会話が上達するサービスということですか?

 

小倉 その理解だと半分正解で、半分不足ですね。デートの会話は上達しますが、デートを本人も相手も楽しめたという実感を持つことができ、その成功体験に再現性を持たせて、本人の自信を高めていくというのが我々のサービスです。自分も楽しい、そして相手も楽しいのが本質的にモテる男性の素質。言葉巧みに操り、誰かを傷つけて不安にさせたり自分に従わせたりするのは、弊社が考えるモテる男ではありません。小手先のテクニックではなく、本質的な魅力を女性にアピールするための根幹となる自信を身につけてもらいたいのです。

 

――お金がなくても、顔が整っていなくても、会話で女性にモテることができるということなんでしょうか?

 

小倉 進化心理学や脳科学などの研究により、女性が男性に求めるものはわかっています。突き詰めれば、自分の生存や子孫を育てるための資源を持っているか、いいパートナーや父親になれる特性はあるかどうか、これだけなんです。顔が良いというのは遺伝子が優秀だということの一つの指標ですが、外見的な魅力を重視する傾向が強いと報告されているのは日本人女性の12パーセントほど。お金持ちが魅力的に見えるのは、自分や子供を育てるための資源があることを示す指標なので、モテる要素の一つではありますが、他の指標でカバーすることはできますし、経済状態が良くない男性をパートナーに選ぶ女性も全体の3割ほどいるという研究もありますので、そこにモテない理由を見出して諦めているからモテないのだ、と言いたいですね。正しく自信を身につけて、魅力を増やすのが鉄板で、会話は一番取り掛かりやすいところだと思います。ただ、モテる要素が多い人がモテる、モテる要素が際立っている人がモテるというのは当たり前の原理ですから、イケメンの資産家が会話上手であれば、大抵の男性は勝ち目がありません(笑)。

 

――男性が女性にモテるサービスと聞いて、最初はナンパ師や恋愛工学生が立ち上げたサービスなのかと思いました(笑)。脳科学事業から「MOTERU」になった経緯を教えてください。

 

小倉 弊社はブレインテック企業であり、脳科学の観点から時短教育や自信向上サービスにアプローチしています。近年の脳科学研究でわかってきた様々な理論をもとに、ドーパミンを分泌させることを意識しながら学習するメソッドや、勉強ととらえずに遊びながら覚えていくアクティブラーニングを推進していきたいのです。短期習熟のサービスを先に立ち上げましたが、脳科学と聞くだけで一般の方々には難しそうと思われてしまうので、勉強とは思い切り対極なイメージのところから、学びの楽しさを知ってほしかったというのが経緯です。

男性が女性にモテたいと思う原動力は、女性の方が想像するよりもずっと強いものです。ですが、だからこそ近年のマーケティングでは、コンプレックスを声高にリスト化して、「これを解消しないとあなたはモテない」という呪いを付与している嫌いがあります。進化心理学や様々な研究を見ても実は根本的な解決ではないところに、大事な時間とお金を投資している方も見受けられます。もちろん、何がフックになって自分を認めてあげられるかは千差万別なので、本人に自信がつけば結果はオーライですし、自信がつくと自分を変えることにも楽しみを感じるようになるんですよね。なので、私がファッションやビジュアルにフォーカスするサービスをするとしたら、コンプレックスをターゲットにするのではなく、魅力を高めると言う文脈になります。こちらは乞うご期待というところです。

 

インタビューが長くなったので、今回はこの辺で。次回はインタビューの続きで、「胸毛でもモテるを日本に広めたい!?小倉社長のSNS戦略について」をお届けします(予定)!


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