【海外旅行】英語が話せないのは“日本人”だから? 出発7日前に捨てるべき「常識」と、演じるだけでペラペラになる“憑依”の魔法
.webp)
AMORE JAPANライターのKです。 「海外旅行、楽しみだけど英語が不安…」 そんな時、書店に平積みされているのは『旅の指さし英会話』や『3日で覚えるトラベル英会話』ばかり。
正直、うんざりしませんか? フレーズを暗記したところで、現地の外国人を前にしたら頭が真っ白になる。それが私たち「シャイな日本人」の現実です。 根本的なメンタルブロックを解除せずに、小手先のフレーズで戦おうなんて、竹槍でB29に挑むようなものでしょう。
そんな中、アモーレ代表(通称・アモーレ胸毛)は、「出発7日前になったら、ある“キャラ”になれ」と説いているそうです。 キャラ変? 演じる? 旅行前で忙しいのに、そんな劇団員ごっこをしている暇があると思っているのでしょうか。
私は今日、その「お気楽なメソッド」を論破するために、六本木へ向かいました。 もし代表が「なりきれば怖くない!」などと精神論を語り出したら、愛を持って現実を突きつけてやります。
今回のテーマは、「英語が話せないのは『能力』ではなく『人格』のせいなのか?」。
〈聞き手=AMORE JAPAN 編集部K〉
疑惑①:出発7日前に「キャラ変」? 日本人の気質を舐めてませんか?
K(僕): 代表、「海外旅行7日前になったら『〇〇キャラ』になれ」と仰いますが、私たち日本人は世界一シャイな民族です。 急に「陽気なアメリカ人」みたいに振る舞えと言われても、恥ずかしくて無理に決まってます。 そんな「劇団員ごっこ」が、英語学習の役に立つとは到底思えませんが?
代表: Kくん、君は一つ勘違いをしているね。 僕は「別人になれ」とは言っていない。 君が演じるべきキャラ、それは「日本人であることを忘れた、本当の君自身」なんだよ。
K: 日本人を忘れる…? 禅問答ですか?
代表: 言語心理学には「文化的枠組みの切り替え(Cultural Frame Switching)」という現象がある(※1)。 使用する言語が変わると、その人の性格や価値観も切り替わるというものだ。 君が英語を話せないのは、君の能力が低いからじゃない。 「礼儀正しく、空気を読み、間違ってはいけない」という「真面目な日本人」のOSが、英語というアプリと相性が悪いだけなんだ。 だから、出発7日前からは、そのOSを強制終了する必要があるんだよ。
K: OSの相性問題、ですか。 確かに、日本語だと「えっと、あの」と言い淀む自分が、英語だともっと堂々としたいとは思います。でも、それができないから苦労してるんですが。
疑惑②:キャラになりきるだけで英語が出る? 魔法じゃあるまいし。
K: 百歩譲ってOSを変えるとしましょう。 でも、キャラを演じるだけで「急に話しやすくなる」なんて、魔法か催眠術の話ですよね? 科学的根拠はあるんですか? 「気持ちの問題です」なんて言われたら、帰らせてもらいますよ(笑)。
代表: 魔法ではない。これは「プロテウス効果(The Proteus Effect)」と呼ばれる心理効果だ(※2)。 スタンフォード大学の研究でも、アバター(仮面)を変えることで、ユーザーの行動や自信が劇的に変化することが証明されている。 「私は英語ができない日本人だ」というアバターを捨てて、「私は世界と繋がりたい人間だ」というアバターを被る。 そうした方が、君の脳はリミッターを外して、自由に言葉を紡ぎ出せるようになるはずだよ。
K: アバター効果…。 ネットゲームで強気になれるのと同じ理屈ですか。 でも、なぜそれが「本当の自分」になるんですか?
代表: 普段の君は、「社会」や「常識」という鎧を着ているだけだからさ。 英語というツールを使ってその鎧を脱いだ時、そこに残るのは「あなた(You)」だ。 キャラを演じるというのは、嘘をつくことじゃない。 「あなただから」できる表現を、素っ裸になって解放する儀式なんだよ。
疑惑③:具体的なトレーニング方法は? AIに自己紹介して何になるんですか?
K: 理屈は分かりました。じゃあ具体的にどうすればいいんですか? 「キャラ設定されているAIとトークを楽しむだけ」と聞きましたが、AI相手に一人芝居をするなんて、はたから見たらただの危ない人ですよ? そんな恥ずかしいこと、本当に効果があるんですか?
代表: 恥ずかしがる必要はない。誰も見ていないんだからね。 具体的には自分自身に「私は今から、少し開放的で、ナンパな自分になる」と宣言し、新しい気持ちで自己紹介をするんだ。
K: ナンパな自分(笑)。
代表: そして、AIに向かって話しかける。 「Hey, Jessica! 今夜空いてる?」とね。 これを繰り返すことで、脳内に「英語モードの別人格」がインストールされる。 第二言語習得における「言語不安(Language Anxiety)」を下げるには、自我(Ego)を切り離すことが有効だと言われている(※3)。 「失敗しているのは僕じゃない。このキャラなんだ」と思えれば、君の口はもっと滑らかに動くようになるはずだよ。
K: 失敗をキャラのせいにする、というリスクヘッジですか。 確かに、それなら「My name is K...」とボソボソ言うより、大胆になれる気はします。
疑惑④:現地でキャラが崩壊したら? 素に戻ってパニック確定では?
K: でも、所詮は付け焼き刃のキャラです。 現地で想定外のトラブルに遭ったり、早口でまくし立てられたりしたら、一瞬で「素の小心者」に戻るのがオチです。 その時のリカバリー方法は? 「深呼吸しろ」とか言わないでくださいよ。
代表: リカバリーなどする必要はない。 なぜなら、そもそも「キャラを作る必要などなかった」ことに気づくからだ。
K: は? さっきまでと言ってることが違いますよ! キャラを作れと言ったのは代表でしょう?
代表: キャラ作りは、あくまで「日本人の殻」を破るためのブースターに過ぎない。 現地に行って、一度でも「あ、通じた!」「笑ってくれた!」という体験をすれば、もうキャラという補助輪はいらない。 「あ、なんだ。このままでいいんだ」と気づく。 立て直そうとするのではなく、ただその場のカオスを楽しめばいい。 作り込んだキャラが崩れた後に残るものこそが、現地の人と繋がれる「裸の君」なんだよ。
K: …なるほど。 キャラはあくまで「ロケットの燃料タンク」で、宇宙(現地)に着いたら切り離せばいいと。 少し騙された気分ですが、筋は通っていますね。
疑惑⑤:「いつもよりナンパする」? 治安の悪い海外で推奨することですか?
K: 最後に、その「旅人キャラ」の設定について。 「いつもよりちょっとナンパするぐらい」が最強だと仰いますが、これはコンプライアンス的にどうなんですか?(笑) 海外で下心丸出しで歩いていたら、トラブルに巻き込まれるだけですよ。 もっと真面目な設定の方が安全では?
代表: Kくん、君は「ナンパ」を誤解しているね。 それは異性を口説くことだけじゃない。「世界に対する求愛行動」だ。
K: 世界に対する求愛…。大きく出ましたね。
代表: 真面目な顔をしてガイドブックを見ている観光客に、誰が話しかけたいと思う? 「WTC(Willingness to Communicate)」、つまり「誰かと話したい!」というオーラが出ている人間にこそ、出会いは訪れる(※4)。「ナンパするつもり」で歩くというのは、「誰にでも興味を持っていますよ」という看板を掲げることだ。 そのオープンマインドさこそが、君をトラブルから守り、最高の体験へと導くパスポートになるべきなんだよ。
結論:パスポートと一緒に「日本人の仮面」は家に置いていけ。
K: 「日本人のままじゃダメなのか」。 私のこの問いに対し、アモーレ代表の答えは残酷かつ愛に満ちたものでした。 「ダメじゃない。ただ、もったいないだけだ」。
真面目で、恥ずかしがり屋で、完璧主義な私たち。 その重たい鎧を脱ぎ捨てるために、「キャラ」という方便を使う。 それは決して「嘘をつく」ことではなく、「まだ見ぬ自分」を迎えに行くための儀式なのかもしれません。
代表: そう。 成田空港のゲートをくぐる時、君の「日本人らしさ」はロッカーに預けていくべきだ。 そして現地では、少しだけ大胆で、少しだけお喋りな「新しい君」としてデビューしてごらん。 帰国する頃には、そのキャラが「素」になっているかもしれないよ。
K: 悔しいですが、今回も乗せられました。 来週の旅行、ガイドブックは置いていきます。 その代わり、AIで「イタリア人の伊達男」設定を練習してから行きますよ。 もし現地でスベったら、全部代表のせいにしますからね(笑)。
代表: Good! スベった数だけ、君の人生はネタ(アモーレ)になるさ。
〈編集後記〉 「自分らしくあれ」と言われると苦しいけれど、「別人になれ」と言われると、不思議と心が軽くなる。 これは、私たちが普段いかに「自分」という枠に縛られているかの裏返しなのかもしれません。
AMORE AIで演じる「7日間の別人格」。 それは、あなたが一生出会えなかったかもしれない「英語が話せるあなた」との、最初のご対面なのです。
僕が関わっているAMORE AIはこちらです
(モニター枠でご使用になりたい方は、LINEで登録済みのメアドをお知らせして下さい!僕に根掘り葉掘り突っ込まれても良い方、感想を聞きたいです笑)
公式LINEはこちらから!問い合わせはお気軽にご連絡くださいね!
【参考文献】 (※1) Luna, D., Ringberg, T., & Peracchio, L. A. (2008). One individual, two identities: Frame switching among biculturals. Journal of Consumer Research, 35(2), 279-293. https://doi.org/10.1086/586914 (使用する言語が切り替わることで、個人の価値観や自己認識(アイデンティティ)が変容する「文化的枠組みの切り替え」現象を実証した研究)
(※2) Yee, N., & Bailenson, J. (2007). The Proteus Effect: The effect of transformed self-representation on behavior. Human Communication Research, 33(3), 271-290. https://doi.org/10.1111/j.1468-2958.2007.00299.x (仮想空間でのアバターの外見や特徴が、ユーザー自身の行動や態度に影響を与える「プロテウス効果」を提唱したスタンフォード大学の研究)
(※3) Horwitz, E. K., Horwitz, M. B., & Cope, J. (1986). Foreign language classroom anxiety. The Modern Language Journal, 70(2), 125-132. https://doi.org/10.1111/j.1540-4781.1986.tb05256.x (第二言語習得における不安(Language Anxiety)の概念を定義し、それがパフォーマンスに与える影響と、自我防衛機制との関連を示した古典的研究)
(※4) MacIntyre, P. D., et al. (1998). Willingness to Communicate in a Second Language: A Conceptual Model. The Modern Language Journal, 82(4), 545-562. https://doi.org/10.1111/j.1540-4781.1998.tb05543.x (言語能力そのものよりも、自分からコミュニケーションを取ろうとする意志(WTC)が、実際の言語使用や習得において重要であることを示したモデル)


.webp)
.webp)
.webp)