【英語教育】「正解」を教えるな。日本人が“一生話せない”元凶と、ABCより先に教えるべき“5文字”の正体

AMORE JAPANライターのKです。 日本の英語教育は、ハッキリ言って「死んで」います。
中学・高校で6年間、単語と文法を詰め込み、テストで「正解」を書かせる。 その結果が、アジアでも最低レベルの英語力と、「英語恐怖症」の量産です。 9割が挫折するという絶望的な数字は、この教育システムの敗北証明書と言っていいでしょう。
そんな焼け野原に、「AMORE(愛)」などというフワフワした概念を持ち込んで教育を変える? アモーレ代表、それはあまりにお花畑な妄想ではありませんか? 教育現場は、愛で飯が食えるほど甘くはありませんよ。
私は今日、その甘ったれた教育論を論理的に粉砕するために、六本木へ向かいました。 もし彼が「子供を抱きしめればいい」などと精神論を語り出したら、愛を持ってジャーナリズムの鉄槌を下します。
今回のテーマは、「日本の英語教育はなぜ『話せない人間』ばかり量産するのか?」。 教育という聖域に踏み込んだアモーレ流の革命論、その真偽を問います。
〈聞き手=AMORE JAPAN 編集部K〉
疑惑①:「正解・不正解」を問わない? テストで0点を取らせる気ですか?
K(僕): 代表、単刀直入に聞きます。 「これまでの『正解・不正解』を問う教育は間違いだ」と仰いますが、教育とは評価です。 文法が間違っていたら「不正解」にするのが教師の務めでしょう。 それを放棄して「アモーレならOK」なんて言っていたら、子供たちは一生正しい英語が書けないまま、受験戦争で討ち死にしますよ? 無責任すぎませんか?
代表: Kくん、君は女性と喧嘩したことはあるかい?
K: はい? ありますけど、今は教育の話を…。
代表: 想像してごらん。 彼女が感情的に訴えてきた時、君が「その発言は論理的に矛盾している」「文法的に正しくない」と指摘したらどうなる?
K: …火に油を注いで、別れ話に発展しますね。
代表: そうだろ? コミュニケーションにおいて「正しさ」を追求することは、時に「関係性」を殺すことと同義なんだ。 男性諸君はよくやりがちだが、自分で自分の首を絞めていることに気づくべきだよ。 教育も同じだ。 ハーバード大学のエイミー・エドモンドソンが提唱した「心理的安全性(Psychological Safety)」を知っているかい?(※1) 「間違っても罰せられない」という安心感があって初めて、人は学習し、成長できる。 赤ペンでバツをつける前に、「君の言いたいことは伝わったよ」と受け止めるべきなんだ。
K: …確かに、夫婦喧嘩で正論を吐いてロクな目に遭った話は聞きません。 「正しさがコミュニケーションを殺す」。その比喩は、悔しいですが分かりやすい。
疑惑②:ABCより「愛」を教える? 宗教じみてきましたね(笑)。
K: 百歩譲って減点主義は止めましょう。 でも、「まず教えるべきはABCではなく『愛』だ」というのは、さすがにポエムが過ぎます。 アルファベットも読めない子供に愛を説いて、英語が読めるようになるんですか? まずは基礎学力でしょう。
代表: 基礎は大事だ。だが、順番が逆なんだよ。 教えるべきは、A・M・O・R・E(アモーレ) という5文字の概念だ。
K: スペルを教えるってことですか?
代表: 違う。「言葉は誰かのためにある」という本質だ。 自己決定理論(Self-Determination Theory)によれば、人の内発的動機づけには「関係性(Relatedness)」が不可欠だとされている(※2)。 「テストのためにABCを覚えろ」と強制する必要はない。 「大好きなあの人と話すために、この言葉が必要なんだ」と気づけば、子供は勝手にABCを貪り始める。 アモーレ(愛・関係性)という土台がないまま知識を積み上げても、それはすぐに崩れる砂上の楼閣になってしまうよ。
K: 「勉強しろ」と言うより、「あの子と話したいだろ?」と焚きつける方が早いと。 確かに、僕も不純な動機でギターを始めた時は一瞬で覚えました…。
疑惑③:アモーレで「世界一位」? 夢を見るのも程々にしてください。
K: ここが一番のツッコミどころです。 「AMOREメソッドが導入されたら日本の英語力ランキングが一位になる」? 現在、日本はEF英語能力指数で113か国中87位(2023年)ですよ。 精神論でそこまで順位が上がるなんて、統計学を無視した暴論でしょう。
代表: 順位を上げるために英語を学ぶ必要はない。 だが、結果として一位になる。 さらに言えば、「日本語の普及率が世界一位」になるかもしれないね。
K: は? 英語の話をしてるのに日本語が一位? 支離滅裂ですよ。
代表: Kくん、言語の本質は「魅力」だ。 日本人がアモーレ(愛と情熱)を持ってコミュニケーションを取り始めたらどうなる? 世界中の人々が「日本人と話したい」「彼らと仲良くなりたい」と熱望するようになるはずだ。 そうなれば、彼らがこぞって日本語を勉強し始める。 「英語がいらなくなる未来」すら、あり得ると思わないかい? WTC(Willingness to Communicate)モデルでも、コミュニケーションへの意欲こそが言語習得の鍵だと証明されているんだ(※3)。
K: 日本人と話したすぎて、世界が日本語を覚え始める…。 その発想はなかった。 確かに、それが実現すれば英語力ランキングなんてどうでもいい話になりますね。
疑惑④:「失敗を恐れるな」なんて、擦り倒された綺麗事ですよ。
K: 「失敗を恐れるな」という教えも、耳タコです。 でも、現実社会では失敗したら評価が下がる。笑われる。 子供だってそれを知っているから手を挙げないんです。 「恐れるな」と言うだけで恐怖が消えるなら、誰も苦労しませんよ。
代表: 「恐れるな」と精神論を説く必要はない。 代わりに、「失敗をネタにしろ」と教えるべきなんだ。
K: ネタにする?
代表: シリコンバレーでは「Fail Fast(早く失敗しろ)」が鉄則だ。 なぜなら、失敗とは「感情的なダメージ」ではなく、単なる「情報(Data)」だからだ。 「あ、こう言ったら通じないんだ」というデータが手に入っただけ。 キャロル・ドゥエックの「グロース・マインドセット」でも、失敗を学習のプロセスと捉えることで脳は成長すると言われている(※4)。 「今のミス、超ウケるね! 次どうする?」と笑い飛ばせる大人がいれば、子供にとって失敗はエンタメに変わるんだよ。
K: 失敗=データ=エンタメ。 確かに、芸人さんがスベった話を笑いに変えるように、失敗を「おいしい」と思えたら最強ですね。
疑惑⑤:親や教師の「再教育」? 大人に説教するつもりですか?
K: 最後に。 結局、教育を変えるには親や教師が変わらないといけない。 でも、今の大人たちは忙しいし、頭も固い。 そんな彼らに「アモーレになれ」と説教しても、煙たがられるだけですよ。 具体的に、大人は何をすればいいんですか?
代表: 説教などする必要はない。 ただ、自分自身に一つの問いを投げかければいい。 「そこにアモーレ(愛)はあるんか?」とね。
K: 某CMのパクリですか(笑)。
代表: その言葉だけでいい。 子供を叱る時、テストを返す時、授業をする時。 「これは管理のためか? それとも愛のためか?」と自問する。 社会的学習理論(Social Learning Theory)が示す通り、子供は「言われたこと」ではなく「見たこと(大人の背中)」を模倣する(※5)。 大人が楽しそうにアモーレしている姿を見せること。 それが、最高の教育カリキュラムになるべきなんだよ。
結論:教育とは「管理」ではない。「誘惑」である。
K: 「日本の英語教育は終わっている」。 そう嘆くのは簡単ですが、アモーレ代表の提言は、システムではなく「マインド(OS)」の書き換えを迫るものでした。
正しさより楽しさを。 ABCより関係性を。 管理より愛を。
それは、教育という堅苦しい営みを、もっと人間臭い「アモーレ(愛の交歓)」に戻そうという試みなのかもしれません。
代表: そう。 教育はもっとセクシーで、情熱的であるべきだ。 子供たちに「正解」という檻を与えるのではなく、「世界と繋がる翼」を渡してあげる。 そうすれば、日本はもっと騒がしくて、愛おしい国になるはずだよ。
K: 参りました。 「正解・不正解」で代表を論破しようとした僕自身が、一番「アモーレ」から遠い場所にいたようです。 まずは、僕自身が失敗をネタにして笑える大人になるところから始めます。
代表: Good! その笑顔があれば、君も立派な教育者だ。
〈編集後記〉 「英語が話せない」というコンプレックスは、実は「間違ってはいけない」という呪いそのものでした。 もし、学校の先生が赤ペンではなく、花丸と「ウケるね!」というコメントをくれていたら。 私の英語人生も、もっと違ったものになっていたかもしれません。
アモーレ流の教育論。 それは、子供のためだけでなく、かつて子供だった私たち大人の傷を癒やす処方箋でもあるのです。
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【参考文献】 (※1) Edmondson, A. (1999). Psychological Safety and Learning Behavior in Work Teams. Administrative Science Quarterly, 44(2), 350-383. https://doi.org/10.2307/2666999 (組織やチームにおいて、対人関係のリスクをとっても安全だと感じられる「心理的安全性」が、学習行動やパフォーマンス向上に不可欠であることを示した研究)
(※2) Ryan, R. M., & Deci, E. L. (2000). Self-determination theory and the facilitation of intrinsic motivation, social development, and well-being. American Psychologist, 55(1), 68-78. https://doi.org/10.1037/0003-066X.55.1.68 (内発的動機づけには「自律性」「有能感」に加え、「関係性(他者との結びつき)」の充足が重要であるとする自己決定理論の基本論文)
(※3) MacIntyre, P. D., et al. (1998). Willingness to Communicate in a Second Language: A Conceptual Model. The Modern Language Journal, 82(4), 545-562. https://doi.org/10.1111/j.1540-4781.1998.tb05543.x (第二言語習得において、言語能力そのものよりも「コミュニケーションを図ろうとする意志(WTC)」が実際の使用に直結するモデルを提示した研究)
(※4) Dweck, C. S. (2006). Mindset: The New Psychology of Success. Random House. https://www.penguinrandomhouse.com/books/44330/mindset-by-carol-s-dweck-phd/ (能力は固定的ではなく努力によって伸びると信じる「グロース・マインドセット」を持つことで、失敗を学習の機会と捉えられることを説いたキャロル・ドゥエックの著書)
(※5) Bandura, A. (1977). Social Learning Theory. Prentice Hall. (人は他者の行動を観察し模倣することで学習する「モデリング」の重要性を説いた、アルバート・バンデューラの社会的学習理論)


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