英語で語るNFTの物語──魅了されたのは、アートだけじゃない
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海外ドラマ暗記に挫折したNFT創業者の孤独
恵比寿のミシュラン焼鳥店。
竹内アオイ(29)は、海外クリエイターとの接待ディナーを控え、ひとりカウンター席でスマホを見つめていた。
──英語のスモールトークが、また怖い。
彼はかつて、Netflixの海外ドラマを毎晩暗記する方法を試した。
セリフを何十回も繰り返して、やっと覚えたのに…
“That’s lit.”
“Bet.”
“You do you.”
——どれも意味がわからず、混乱してやめた。
外資VCの懇親会では、隣の席の投資家に話しかけるタイミングも掴めず、孤立。
「あの場にいたのに、“いない人”みたいだった」
MOTERUとの出会いは、そんな夜のあとだった。
あるVCが言った。
「アオイくんさ、NFTで“惹きつける力”磨いたのに、英語ではゼロじゃん。…10分だけ、試してみ?
めちゃくちゃモテる英語、手に入るから。」
「モテる英語?」
その言葉に、なぜか引っかかった。
帰宅してすぐ、彼はアプリをダウンロードしていた。
君の世界観に惹かれた”──10分セッションが変えた夜
画面が切り替わると、ブロンドの白人女性キャストが登場した。
ゆるく巻かれた髪、ワインを持つ手。
その視線に、アオイの胸が少しだけ高鳴った。
「Hey, describe your brand in one word. No buzzwords. Just you.」
(ねえ、あなたのブランドを一言で表すなら? 横文字なしで、あなたらしく。)
ふと、言葉が出た。
「Unfiltered. My NFTs value raw, unedited beauty.」
(Unfiltered. 僕のNFTは“加工しない美しさ”を大事にしてます。)
彼女は目を見て、ゆっくり頷いた。
「I like that. You’re not hiding anything. That’s attractive.」
(いいね。あなたは何も隠してない。それって魅力的だよ。)
その“attractive”が、ただの褒め言葉じゃなく——
彼の世界観を「素敵だ」と認めてもらえたように感じた。
彼女が続けて言ったフレーズは:
“I create what I crave.”
(僕は、自分が“渇望するもの”をつくってる)
ただの英作文じゃなかった。
その言葉を口に出した瞬間、自分が“誰かの心を動かせる側”に近づいた気がした。
恋愛的な空気が流れながらも、
“自分をどう伝えるか”にフォーカスした時間。
その10分で、彼の英語への劣等感が、
「伝えたい欲」に変わり始めていた。
NYアーティストが頷いた、一言のちから
恵比寿のミシュラン焼鳥。個室に響く炭火の音とともに、海外のクリエイターたちとのディナーミーティングが始まった。
竹内アオイは、NYから来た女性アーティストに向かって、ゆっくりと言葉を紡いだ。
「What we do… it’s not just about crypto or code.」
(僕たちがやっているのは、仮想通貨やコードだけの話じゃなくて)
「It’s about giving creators the credit they deserve.」
(クリエイターが正当に評価される場所をつくっているんです)
彼女が微笑みながら頷く。
NFTとは、「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略。
ざっくり言えば、“世界に一つだけのデジタル作品”の持ち主を証明できる技術だ。
誰でも画像や音楽をコピーできてしまう時代だからこそ、
「この作品は、確かにあなたのものだ」とブロックチェーンで証明されることが、“デジタルの唯一性”になる。
アオイが語ったのは、技術じゃなくて、その唯一性が持つ「記憶」と「想い」の価値だった。
「It’s not just a file. It’s a story. A memory. A connection.」
(それはただのデータじゃない。物語であり、記憶であり、つながりなんだ)
その夜、食後のシャンパンを片手に、アオイは思った。
かつて、スモールトークで固まった自分がいた。
でも今は、目の前の人と“想い”でつながれる英語がある。
MOTERUは、テンプレ英語じゃない。
「惹きつける一言」を、10分で仕込む恋愛英会話ゲーム。
スラング暗記でも、教科書フレーズでもない。
“心が動く英語”で、誰かを振り向かせる力。
それが、世界の舞台で生きる“武器”になる。
『MOTERU』
https://moteru-ai.com/
【MOTERU公式LINE】
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