英語塾を辞めたCEO、MOTERU10分ミッションでスピーチ成功

英語塾を辞めたCEO、MOTERU10分ミッションでスピーチ成功

英語塾に挫折した若きCEO


赤坂の会員制バー。
重厚な木のカウンターにグラスが並び、経営者たちが次々と新規事業の話題を交わしていた。

その片隅に、沢村レオン(28)の姿があった。
彼はスニーカー転売プラットフォームを運営するCEO。
限定モデルや真贋保証に対応する仕組みを作り、若者から支持を集めている。

だが胸の奥には、拭えない苦い記憶があった。

外資系企業への転職を目指し英語塾に通ったが、宿題が膨大で続けられず、気づけば幽霊会員に。
海外顧客からSlackでメッセージが来ても、既読のまま返信できず、不安が募った。

「英語の壁がある限り、世界に広がらない…」

そんなある日、Clubhouseで経営者仲間が熱く語っていた。
「MOTERU、マジでやった方がいい。10分で“惹きつける自分”になれる」

その夜、レオンはアプリをダウンロードした。

恋愛ゲームのような会話で掴んだ自信


画面に現れたのは、ワイングラスを片手にした白人女性キャスト。
赤い口紅と柔らかな笑顔が、ラウンジの照明に映えていた。

レオンは緊張を隠しつつ、話を切り出した。

「Do you like sneakers?」
(スニーカーは好きですか?)

「Yes, but I never find limited ones.」
(ええ、でも限定モデルはなかなか手に入らないの)

レオンは笑いながら答えた。

「That’s my job. I make sure people get real ones, not fakes.」
(それが僕の仕事です。本物をちゃんと届けることを大事にしてます)

彼女は目を輝かせてグラスを掲げた。
「Then you’re the person I should talk to.」
(じゃあ、あなたと話すべきね)

──英語で会話が弾む。
恋愛ゲームのようなやり取りが、彼に「伝える自信」を与えていった。

英語スピーチを任された夜


数ヶ月後。
VIPパーティ。赤坂の同じバーで、国内外の投資家や経営者たちが集まっていた。

これまで端の席にいるだけだったレオンが、その夜はステージに呼ばれた。
「次は、若きCEOのスピーチです」

レオンは深呼吸し、英語で語り始めた。

「We don’t just resell sneakers. We protect culture.」
(僕たちはただスニーカーを転売するんじゃない。カルチャーを守るんです)

「Because every pair has a story—and people deserve the real one.」
(一足一足に物語があるから、人々は本物を手にするべきなんです)

言葉は完璧ではない。
だが、その声には誠実さと熱意が込められていた。

会場からは拍手が湧き、女性VCが笑顔で頷いた。

──Slackを既読で終わらせていた男が、
いまや国際的なステージで注目を集めていた。

MOTERUが変えたのは、文法でも発音でもない。
「相手の心を動かす言葉を届ける力」だった。

英語塾に挫折し、Slackのメッセージに返事できなかった男。
いまやVIPパーティでスピーチを任され、投資家を惹きつける存在に。

変わったのは、正しい答えを出す力ではない。
“伝えたい気持ち”を英語にのせる勇気だ。

10分のミッションは、彼の事業だけでなく、
リーダーとしての未来まで広げていた。

『MOTERU』
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