AI音声に脱落したロボCEOが、“伝えたくなる英語”を見つけた
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冷たいAI音声に、俺の英語は通じなかった
熊本城を望むラウンジ。
石坂セイヤ(30)は、地方創生会議の合間に、ホテルの窓際でスマホを開いていた。
Slackに届いた英文メッセージ──未読ではない。
でも、返事ができなかった。
彼は社内で“スプリント型”の意思決定を得意とする敏腕CEO。
だが英語になると、そのスピードが一気に鈍る。
試したのは、AI音声のビジネス英会話アプリ。
だが…。
“Please repeat after me.”
“Service contract negotiation.”
その無機質な声を聞いて、なぜか虚しくなった。
(これって…英語力じゃなくて、人間力が試されてる気がする)
自社のロボット開発では、人間味のあるUXを大事にしているのに。
自分が使ってる英語学習には、温度がない。
数週間後、会員制の寿司カウンターで実業家と肩を並べた夜。
その男が、酒の勢いで言った。
「おまえのロボ、めっちゃ愛嬌あるのにさ。
Slackの英語は“バグ”みたいだぞ。MOTERUやれって。」
その一言に背中を押され、帰宅後すぐ、彼はアプリを開いた。
視線の先にあったのは、AIよりあたたかい会話だった
セッションが始まると、画面の中に現れたのは、赤いトップスを着た白人女性キャスト。
軽くまとめた髪に、優しい笑顔。
セイヤは、視線を逸らすことができなかった。
「Tell me one thing your robot does… that makes people smile.」
(あなたのロボットの魅力、ひとつだけ教えて?人を笑顔にすること。)
セイヤは少しだけ笑った。
「Our robot sometimes says ‘arigatou gozaimasu’ in Japanese… and the way it pronounces it is oddly cute.」
(うちのロボ、たまに“ありがとうございます”って日本語で言うんですけど…そのイントネーションが妙にかわいくて。)
彼女は目を細めた。
「A robot with gratitude? That’s… honestly charming.」
(感謝するロボット?それ、本当に素敵だね。)
その瞬間、彼の脳裏に浮かんだのは──
バリ島のサンセットバー。異国の視線を集めた夜のこと。
けれど、今の方がずっと“心が動いている”と気づく。
これは恋じゃない。
でも、恋のように心をひらかないと、響く言葉は生まれない。
反応の変化を感じた自身のSlack
海外パートナーとのSlackスレッド。
英語での提案書に添えて、セイヤはこう書き込んだ。
“We build robots that bow. But it’s how we communicate that earns respect.”
(うちは、お辞儀するロボットを作ってます。でも、信頼を得るのは僕たちの伝え方です。)
投稿から数分。
NYのパートナーからすぐにリアクションがつき、
続いて“Let’s co-create this UX together!”の返信が届いた。
静かだったスレッドが、一気に活性化した瞬間。
英語でのSlack投稿が怖くて、既読無視していた自分はもういない。
今は“心を動かすセリフ”で、世界とつながっている。
MOTERUは、テンプレ英語を教えない。
10分で、「相手の記憶に残る一言」を仕込むゲーム。
AI音声には出せない温度で、
あなたのサービスも、言葉も、もっと魅力的に伝えられる。
必要なのは、英語力じゃない。
惹きつける力だ。
『MOTERU』
https://moteru-ai.com/
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